最近自動運転のニュースが増えてきました。

各自動車メーカーもこぞって取組強化を打ち出しています。個人的には車を運転するよろこびを取り上げられるのはあまりうれしくありませんが、モビリティーの革命がもうすぐ起こるということでしょう。

現在まで実現されている自動運転のレベル2は、運転者が安全運転にかかる監視や対応を行ういわゆる部分運転自動化(レーンアシスト、自動ブレーキ)ですが、レベル3以上は自動運転システムがすべて運転タスクを行うので、これ以上の進化を図る場合には、運用上はかなり法的整備が必要です。すなわち、現在の法体系があくまでも運転者と運行供用者に対する法整備なので、例えば無人運行車をたくさん運用している会社のシステム管理者が、この運行供用者に該当すると考えられた場合、民事的な賠償責任は保険でカバーさえるとしても刑事的な処罰を1人が全て受けることに大きな違和感があり、どう解釈すべきかという議論が残ります(例:交通事故で亡くなった方がその会社の自動運転車で例えば年間100人発生したら、その処罰を管理者が全部ひとりで受けるとなれば、とんでもない刑期になりますし、自分が運転してないのでそもそも処罰を受けることにも違和感がありますし、更にはそんな管理者になりたがらないので体制が機能しません)

既に、自動運転の技術的な問題はセンサーの不感知や誤検知などの問題が残っていますが、まずほぼ実施解決できるレベルにここ数年でなると考えられます。

しかし、これから自動運転レベルが上がるにつれて、その運用上、法体系の見直しやAIプログラムの倫理観に関する議論などがしっかりとなされないと、実は簡単に運用開始とは言えない状況であると考えます。また、世界的にもジュネーブ条約の見直しや道路交通法令の統一化などグルーバルで時間軸を合わせた進行をしていかないとワークしないという課題も持っています。

そう考えると、これを投資のビジネスとしてとらえて見れば、その爆発的拡大時期にどう照準を合わせてアプローチするか「タイミングを見切る力」が肝要であると思います。