その②がないのか。

とのお声を頂戴いたしまして、少し遅くなりましたが以下、AIによる自動運転について追加でお話したいと思います。

自動運転については、①自動運転技術の発展、②法整備の状況、③自動運転者の事故と責任、について今後議論がなされてから本格的な運用が見込まれると思います。どちらかと言えば、①の技術にについてメディア先行型の期待が高まっている状況であると思います。しかしながら、車が久しく「保有する時代」から「利用する時代」へ移っていくことが言われており、これを欧州では、Mobility as a Service=MASSと呼び、活発に議論されています。これは、公共交通を道路などハード面のみ提供してきた地方公共団体が、サービスそのものを提供する考え方へ移行してきているという事です。どういうことかと言えば、例えば月額で支払いをすれ全ての車に乗り放題にしたり、その乗り物と物流システムを重ねて運用するなど、ありとあらゆる移動サービスを複合的に提供することになります。でも、例えばこのライドシェアについては、その①で述べたとおり法体系がなかなか難しいです。つまり、タクシーは免許制であり安全性を考えるとライドシェアはサービスとしてみた場合、その安定性を既存法体系からどう確保するのかがポイントになってきます。

これから、トヨタ自動車が掲げるように、車→サービスの提供へ変革される時代がくるとしたならば、製造物→サービスの安定性を議論することやそれに合わせた法律の改定が同時に必要になります。だから、メディアが目につきやすい技術やハード面を強調していますが、運用には実は法体系の整備が肝要になっていることをご存知な方は少ないです。