銀行がクローズドシステム(メインフレーム)からオープンシステム(クラウド)への移行をせざるを得ない、キャッスレス化が進んだりモバイルアプリとの提携による決済業務の推進が不可欠となって、これまでEBなど一部を一般回線とつないで入り口のゲートガードを強靭にすることで、ハッキングなどのリスクから逃れてきた銀行は、5Gの世界は通信スピードと量が更に現行のLTEから100倍増加することで、「同時にいくつもの機器とつなぎっぱなし」の時代が来るために更なる対応を求められる。(なんと、30年で通信速度が10百万倍もスピードが上がっていくことになる!)
今後銀行がセキュリティーの面で対応するコストは計り知れない。すでに、みずほ銀行や三菱UFJニコスなどがこれまでのシステム投資の資産性が全く価値がないと判断して大規模な減損を計上したが、この先のコストについて触れられていない。
つまり、どこまでやるかで費用は青天井に拡大していくことであり、システム開発費よりもセキュリティー費用の方が経過費用においては重くのしかかる。
「人の作ったものは人が壊すことができる」理論だ。
ハッキングは、同時に何度も攻撃をするのでとあるECサイトの1日のハッキングボリュームは200万件にも到達する。
でも、銀行の方がECサイトよりお金が動いているので、今後の標的がクレジットカード会社やECサイト運営会社から銀行へ移っていくことになるだろう。

まさに、銀行が新サービスを提供するとのアナウンスメントを見るたびに、とうとう本格的なハッッカーとの泥沼の戦いという「パンドラの箱」を開けてしまったのではないかと戦慄を感じる。

もしかして、10年ぐらいたって完全スタンドアローンの決済網の方が貴重な価値がでてくるかもしれない。
個人情報だって、共有され一元管理されるよりその方がよいのに決まっている。
「多少の不便を大いなる安全として受け入れる時代」が来ることを予言することが、5Gビジネスの先にあるように思う。